「100年後の日本人はどう思うか」
私は、「数字はウソつかない」
という信条を持っている(人はウソつくが)。
3月の頭から日経新聞の
「国内の新型コロナウイルス感染者」から
「感染者合計」、「退院患者数」、「死者」の3つを
日々エクセルに打ち込み、グラフ化した。
当初、3月20日前後までは
1日の感染者は30人~50人(延1000人前後)。
このままでいけば減少して収束すると考えていた。
甘かった。
3月24日以降は1日100人以上急増した。
3月25日小池東京都知事が緊急会見。
週末外出自粛要請。
その後は1日の感染者は
200、300、400、500、800と
加速度的に増えた。
4月7日安倍首相は「緊急事態宣言」を出した。
4月19日以降から増加が鈍化していった。
4月23日以降は山登りで言えば、
山頂にたどり着いたという状態。
医療機関の方々の努力と国民の団結力と忍耐のおかげ。
4月27日~5月10日まで2週間が正念場になる。
ゴールデンウィークに入る。
ここで外出してしまうと山を下りるどころか、
更なる高い山に登ることになる。
中国武漢は4月8日に2カ月半ぶりに封鎖を解除。
中国はほぼ正常化。
台湾は、人口約2360万人。
感染者は約400人弱。死者6人。
混乱を防ぐため、政府がマスク全量を買い上げ流通を管理。
感染拡大の欧米や外交関係のある国に医薬品や医療技術を提供。
プロ野球も開催(無観客)。
韓国は当初中国に次ぐ感染者の数だったが、
ドライブスルー方式のウイルス検査など
独自の感染防止対策が成功。
韓国は日本に対し、
コロナウイルスの感染の有無を調べる
PCR検査キットなどの支援を検討している。
ベトナムは感染者268人。
死者0人。4月23日外出禁止令を解除。
日本を除くアジアはほぼコロナをクリア。
後は日本。アジアの国々に心配されている。
100年後の日本人は、今の我々をどう評価するのか。
「忍耐が足りない」、
「まとまりがない」と言われるのか。
「我慢強い」
「団結力がある」と言われるのか。
ゴールデンウィークの過ごし方にかかっている。
忘れない2週間になる。