町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●過去を振り向かない ●危機時の統治システム ●「我」が次第に消えていく

「過去を振り向かない」

競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた
日本選手権最終日、

白血病から復調して、
リレー2種目(400m、400mメドレー)
で五輪切符を獲得した

池江璃花子選手が
50mフリー、50mバタフライで勝ち、
出場した4種目全て優勝した。

3歳から水泳をはじめ18歳まで
数々の日本記録を塗り替えた。

そこで白血病。

回復したが、
18キロ体重が減り、
筋肉もなくなった。

池江選手曰く、「全てを失った」。
水泳に復帰して1年で日本の頂点に。

「過去の自分を振り返らない。
第二の水泳人生。
今の自己新を目指す」。

いずれ過去の自分の日本記録も更新するだろう。

コロナ禍で失ったものが大きい企業・業界や個人もいる。
影響は軽微だったかもしれないが、
失ったものがある企業や個人もいる。

考え方と行動を変わらざるを得ない状況になった。

表現は良くないかもしれないが、
篩(ふるい)に掛けられている。
生き残るものと淘汰されるもの。

その差は何か。

私が2年間学んだ中国語の学校が
3月末で閉校となった。

生徒側はこれからどこでどうやって学ぶか。

先生側は別の学校で教える人もいれば、
自分で勉強会を主催する人も出てくる。

篩に掛けられた。
恵まれた立地・環境を失った。
生徒側は学ぶ本気度が問われた。

新たに自分で学ぶ場所を探す。
挫折する人も出てくる。

先生側は生徒の集客は学校任せだったところ、
自ら集客活動をしなければならない。

教えるスキルは十分だが、
集客スキルはない。

先生たちはLINEや微信(ウィチャット)をやっているが、
Twitter、Facebookやインスタグラムをやっている人はいない。

外に向けて情報発信をしていない。
学校にいるときは情報発信する必要なかった。

これからは自分は何ができて、何が強みなのか。
それをどう伝えていくか。

自分の棚卸をする。

タレント、芸人たちも
テレビや劇場でパフォーマンスをする場が少なくなった。

そこでYouTube動画で活躍の場を広げた。
テレビで出せない「素」の面白さ。

池江選手から学ぶことは、
過去の栄光にしがみつかず、
いま自分ができることをコツコツ積み重ねるプロセスを大切にし、
新たな自分の可能性を伸ばすこと。

変わらなきゃ。

 

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