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●負け戦と勝ち戦 ●将来推計人口 ●直・方・大

「負け戦と勝ち戦」

ある司法書士の話。
創業支援アドバイザーやコンサルタントなどから
法人設立申請手続きの依頼が定期的に来る。

仕事になるのでいいのだが、懸念もある。
法人設立したものの、
彼らの事業がうまく行くのか心配であると。

理由を聞いてみると、
地方で居酒屋で仕事をしていた、
独立したくなったので、東京で店を開業する。

(地元で仕事していたのに、
突然知らない大都市の東京で店を開くの。
会社で働くのと、事業を行うのは全く違う)

輸入商社に勤めた人が定年になり、
会社でやっていた同じこと
(同じ商品を同じ顧客に売る)をする。
(同じことをするの?差別化しないの?)

日本政策金融公庫では、
創業・スタートアップを支援するため、
無担保・無保証人の「新創業融資制度」がある。

融資限度額は3,000万円
(うち運転資金1,500万円)。

条件は、
創業資金総額の10分の1以上の自己資金を確認できる方。

ただし、
「お勤めの経験がある企業と同じ業種の事業を始める方」、
「創業塾や創業セミナー等を受けて事業を始める方」
などに該当する場合は、本要件を満たすものとする。

なるほど、
今は創業しやすい環境である。

だが、
安易に創業するのはどうか?

「キングダム」という漫画がある。
中国紀元前の春秋戦国時代で
中華統一をした秦の始皇帝
(主人公は将軍になる李信)の話。

統一するまでの史実の戦を描いている。
戦う前は必ず作戦計画を立てている。
現場では思わぬ事も起こるが、
教育訓練されている将軍・兵士は対応する。

作戦と将軍の能力で決まってしまう。

事業は競争相手とは直接戦わないが、
顧客を通して間接的に戦っている。

顧客に選ばれる必要がある。
選ばれるには理由がある。

それは何か。
他社より秀るもの。

戦には負け戦と勝ち戦があると思う。
できれば勝ち戦で臨みたい。

でもよくよく見てみると、
本人は気づいていないが、
負け戦で戦っている人が多くいる。

戦う前に「勝ち戦」を作る(計画する)。
それを実行に移す。

顧客も競争相手も生き物。
その都度軌道修正する。

まずは「勝ち戦」を練り上げること。
 

 

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