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●自分の居場所 ●タクシードライバー ●社会的責任の目標

「自分の居場所」
 
「弱者の戦略」(新潮選書/稲垣栄洋)によると、
生物の世界の法則では、
ナンバー1しか生きられないとされている。
 
競争があらゆる生物の間で繰り広げられ、
その結果ナンバー1しか生きられない。
厳しい掟がある。
 
しかし、
同じ水槽の中でも棲んでいる世界が異なれば、
競い合う必要もなく、
共存することが可能である。
 
生態学の分野では「棲み分け」と呼ぶ。
 
同じような環境に暮す生物どうしは、
激しく競争し、ナンバー1しか生き残ることコトができない。
 
しかし暮す環境が異なれば、
共存することができる。
 
自然界に存在している生物は、
他の生物と少しずつ生息環境をずらしながら、
自分の居場所を作っている。
 
戦略社長塾小岩校に参加されている社長の話。
 
「近々、同業者の老舗企業が廃業する。
西日本から大企業が関東に進出して、
事業領域が同じだった。
 
そのため、
老舗企業が年々売上が減少していった(30億円以上だったのが数億円まで減少)。
倒産ではないので取引先に迷惑をかけない分、よかったのだが。
 
まさに『弱者の戦略』に書かれている通り、
同じ環境ではナンバー1しか生き残れない。
我々も『棲み分け』できるように日々戦略を考えないといけない」。
 
主力商品が衰退期にさしかかったときや、
強い競争相手が出現したとき、
事業領域の転換や業種転換に
成功した会社は100社中3社ほどと言われている。
 
成功率は3%。
 
新しいことをするのに時間がかかる。
少なくとも3年~5年先行して手を打つ必要がある。
 
そのためには常に
「お客を知り(57%)、敵を知り(29%)、自社を知る(14%)」こと。
 
戦略社長塾小岩校に参加された社長曰く、
「3年前に、このように勉強会に参加されて、
経営戦略を学んでいたら、
事業領域を変えることができただろう。
そうすれば廃業しないでも済んだはず」。
 
狭い領域(ニッチ)で1番になる(居場所の確保)。
これが生き残り対策。 

 

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