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●自分で考える力 ●食品輸出額1.4兆円 ●軽挙妄動は失敗のもと

「自分で考える力」

2月10日付朝日新聞、
「若者の才能見逃さない」(日本ハムファイターズ
GM補佐兼スカウト部長大渕隆氏のインタビュー)。

自身はプロ経験はなく、
会社員や教師を経て転じた。

伸びしろの極め方、
才能を開花させる方法を聞く。

選手をコンピュータになぞらえる。
「ハード」が身体能力や技術だとすれば、
「OS(基本ソフト)」は考える力や性格。

ハードが多少劣っても、
OSがウインドウズ3か10かでは全く違う。

プロ野球の一軍、
大リーグというソフトを回せるかはOS次第。

球速や身体能力など、
見えるデータは評価の確認には使える。

大事なのは数字にならない、
「考える力」「強い思い」といった
「見えないもの」で焦点を当てるのが我々の仕事。

たとえば、
伊藤大海(ひろみ)投手。

彼は飛び抜けた身体を持っているわけでもないのに
考える力で結果(プロ入り2年連続2ケタ勝利)を出している。

新人の入団時、
「君の最高のコーチは自分自身。
自分の中に最高のコーチを育てられるかがとても重要」と伝える。

大人の指示や命令で活躍しても
長続きはしない。

ゴールを設定し、
自分で計画し、
練習する必要がある(PDCA)。

そのとき
「最高のコーチ」の知識やレベルが低くては、
選手は成長しない。

野球の上達を通じて、
その後も成長できるための
基礎を身につけるプログラムを始める。

毎日日誌をつけるところから始まる。
インプットしたものを
自分の中で改めてクリエートしてから、
書いたり話したりアウトプットする。

これができれば
野球以外でも活躍できる。

気づいてもらうための環境を用意する。

孔子は、
学んだけで自分で考えなければ、
迷ってしまい、

自分の考えだけで学ばなければ、
独りよがりになって危ないと言っている。

また、
人は生まれたときは大差がないが、
その後の学びで大差がつく、
そして生涯学びであると言っている。

伊藤大海投手はオフに渡米し、
球団先輩のダルビッシュ有と一緒にトレーニングに励み、
多くのことを吸収した。
探求心や向上心は人一倍強い。

ビジネスでも通じるところがある。

 

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