6月21日に師の竹田陽一のセミナーに参加(およそ1年ぶり)。
竹田はこの日のためにテキスト「早解り・ランチェスター戦略」を作成した。
このテキストは、
経営をこれから学ぶ初心者向けに作られている。
また、竹田は今年で79歳になる。
このテキストは、
今後中小企業経営者にランチェスター戦略を教える人向けの教本にもなっている。
(テキストは、ランチェスター戦略を2時間30分内で話す構成になっている)
経営のやり方については、
アメリカからマネジメントが入ってきて、
それを学び活用している。
代表的なものは、P.F.ドラッカー氏の本。
竹田も私もドラッカー氏の影響は多いに受けている。
参考になるところが多々ある。
ドラッカー氏の「マネジメント」を第1の戦略と呼ぶ。
しかし、
ドラッカー氏が書かれている本の対象企業は大企業中心。
中小・零細企業向けには残念ながら書かれていない。
(応用するには何回も読む必要がある)
次に学ぶのがマーケティング。
マーケティングの大家はP.コトラー氏。
製品開発(プロダクト)、
価格設定(プライス)、
流通(プレイス)、
販促(プロモーション)の4Pが有名。
マーケティングは、
日本では、商品戦略と営業戦略(顧客維持戦略含む)の2つが合体したもの。
マーケティングを第2の戦略と呼ぶ。
第1の戦略も第2の戦略も、
競争条件が有利な会社が行うやり方と
競争条件が不利な会社が行うやり方の区別がない。
区別がないため、
具体的な方法(やり方)が書かれていない。
これに解答したのが
ランチェスター法則を応用した「弱者の戦略」。
このランチェスター戦略を第3の戦略と呼ぶ。
今になってはトップ企業になった企業も
昔は小企業だった。
そのとき打った手は「ランチェスター弱者の戦略」。
日本一の焼酎メーカーの霧島酒造も
ランチェスター戦略でコツコツ福岡を制し、
どんどん北上して日本一に。
アパホテルは東京都心3区に集中出店し、
都心の市場占有率を上げている。
強みに集中したり、
何かに特化することには、
勇気がいる。
集中するには何かを捨てると同義語。
ランチェスター理論は知ってても、
実行・実践しなければ意味が無い。