「まちゼミ」
縁があって、東京都八王子市の商店街から
ランチェスター経営戦略セミナーの依頼があった。
開催後懇親会に参加して「まちゼミ」の存在を知った。
「まちゼミ」のはじまりは、愛知県の岡崎市の商店街からはじまった。
「まちゼミ」とは、得する街のゼミナールのこと。
商店街の店主たちが講師となり、
プロならではの専門的な知識や情報、コツを無料で
受講者(お客・ノンカスタマー)に伝える少人数制2人~7人のゼミナール。
「まちゼミ」は、
商店街近隣の人たち(お客・ノンカスタマー)に、
店やそこで働く人たちの存在・特徴を知ってもらうとともに、
店と近隣の人たちのコミュニケーションの場づくりと
信頼関係を構築することを目的とする。
「お客・ノンカスタマー」
「お店」
「地域」の三方良しの活性化事業。
決まり事として、
店側は、けっして「売り」を出してはいけない。
専門知識、ノウハウの提供のみ。そして無料であること。
但し、教材などある場合は参加者に実費を負担してもらう。
八王子は、
10月1日~10月31日まで第8回まちゼミを開催する。
年2回開催し、今回で8回目(4年前から)。
当初は愛知県岡崎の商店街から学んだ。
まちゼミから何が生まれたか。
店の認知度が高まった。
来店客数が増えた。
新規顧客が増えた。
お客にとって、
無料で知識が得られ、
悩んでいたことが解決できた。
得た知識によって、
意識して買物することができるようになった。
近くにいい店があることに気づいた。
「営業」とは、
1.見込客の発見。
2.その見込客に販売。
3.継続取引。
4.紹介の4つの流れ。
「営業方法」は、
1.訪問。
2.店舗。
3.媒体(チラシ・DM・インターネット)。
4.配置。
5.催事・展示の5通りの方法。
「まちゼミ」は、
営業の1.見込客の発見につながり、
営業方法としては、
2.店舗×3.媒体(チラシ)×5.催事・展示の掛け合わせ。
その次は、
1度お客になったら、
繰り返し買ってもらうための顧客維持対策が必要になってくる。
次回それを聞いてみよう。