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ブログ版 週刊五十嵐レポート(728号)「ヤマダ電機から学ぶ」

ブログ版 週刊五十嵐レポート(728号)「ヤマダ電機から学ぶ」

「ヤマダ電機から学ぶ」

8月7日(金)付、日経新聞に
「店舗閉鎖で特損、ヤマダが25億円」という記事がありました。

同社は郊外の中小型店を中心に
一時閉鎖を含め約60店舗を閉鎖した
と書かれています。

週刊東洋経済(7/25)の記事によると、

「一定の地域に集中して出店し、知名度の向上や物流費、
広告宣伝費などの効率化を図るドミナント戦略は、
チェーンストアの王道だ。

地域内でのシェアを拡大し、競争優位の立場を築く。
計算されたシナリオだった。
ところがもくろみは大きく外れた。

出店してもシェアがそれほど上がらず、
コストが業績を圧迫。
従業員1人当たりの売上高は半減」。

ランチェスターDVD地域戦略のテキストに、

「戦争で戦場を能力以上に広くすると戦力が分散するので、
1つ1つの戦場では手薄になる。
そこを敵から計画的に攻撃されると負けてしまう。

限りある人員で営業地域を広くすると
1ヶ所1ヶ所の営業力が弱くなる。
これはサッカーで考えてみると良くわかる。

 A会場。相手は11人に自社のチームは5人で参加。
 B会場。相手は11人に自社のチームは4人で参加。
 C会場。相手は11人に自社のチームは3人で参加。

これでは一生サッカーをしても1勝もできない。

店舗の数を多くすると売上は上がり儲けも多くなると考えられている。
立地が同じなら、
売上は店舗面積の2乗に比例するので、
狭い面積であちこちに店を出すと業績は最悪になる」。

町コン五十嵐がよく行く「ヨドバシアキバ」の売り場面積は23,800㎡、
一方「ヤマダ秋葉原」は900㎡。
これでは業界ナンバーワンのヤマダでも勝てません。

売上の規模では日本一でも
多くの局地戦で負けているということです。

弱者は、
小規模1位・部分1位の積み重ねが大事であるということです。

 

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