ブログ版 週刊五十嵐レポート(711号)「飛行機が飛ばない」
4月8日(火)、成田空港第3ターミナルが開業しました。
その日、
私はジェットスター(LCC)成田8:50発福岡10:50着の飛行機に乗りました。
ところが、雪のため、機体が氷で覆われ、飛ぶことができませんでした。
(他社の飛行機は飛んでいます)
機長の判断は、
機体の整備に時間がかかるということで乗客を空港までバスで戻しました。
そこからトラブルが発生しました。
バスが空港についてから地上の案内がありませんでした。
乗客はどこに行ったらいいかわかりません。
私は地上係員に、
「このままでは乗客は迷ってしまい、引率をしてください。
そうしないと不満が怒りになってしまう」と。
地上係員は泣きそうな声で言いました。
「人がいないんです」。
規則では空港に戻ると、
もう1度飛行機に乗るためには、
再度セキュリティ・チェックを受ける必要があるのです。
それを乗客が知ると、さらに怒りは増してきました。
2度のセキュリティ・チェックを受け、
再度飛行機に乗り込みました。
しかし待てど暮せど、飛行機は動きません。
乗客はイライラが募ってきました。
「機長を出せ!」
「ちゃんと説明しろ!」
「福岡空港から顧客までのタクシー代を払え!」
ようやく飛んだのが、昼の12時過ぎ。
福岡空港に着いたのが14時を過ぎていました。
3時間以上の遅れになりました。
天災(天候)と人災です。
人災に絞ると、
まず、機内での機長らの空港に戻る指示に説明が不足していました。
きちんと空港に戻るということは、
再度セキュリティ・チェックを受ける必要があることを伝えることでした。
次に機内と地上の連絡がうまくとれていなかったこと。
問題を解決するリーダーの存在がいなかったことです。
これがLCCジェットスターの実力であると垣間見ました。
低価格にはそれ相当のリスクがあるということです。
時間にほぼ狂いがない地上の新幹線、
価格は高いが高サービス(危険度の低い)のJAL,ANAを選ぶか、
多少リスクは高いがLCCで行くか、
自己責任で判断することでした。
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