ブログ版 週刊五十嵐レポート(707号)「ハガキ実践セミナーにて」
ポストカードの専門店ホワイトベースの小串広己社長が
主催するハガキ実践セミナーに参加しました。
団塊の世代が定年を迎え、労働人口(15歳~64歳)が減少しています。
この人口動態がデフレの原因でもあります。
何もしないと会社の業績はジリ貧になっていきます。
人口減少時代に生き残るには、
「新しい需要の創造」と
「既存客の確保」と「
失ったお客(失客)の復活」が大事になってきます。
ホワイトベース社の調べでは
お礼のハガキを出し続けている会社には倒産がないとのことです。
お礼のハガキとは、
売込みをゼロにして「ありがとう」を伝えるハガキのことです。
沖縄・北海道など遠距離でも52円で届けることができます。
当たり前のようで当たり前ではないのです。
52円で伝えることの価値を見直すこと。
会社は粗利益で生きています。
その粗利益はお客からしか生まれません。
「見込客」⇒「新規客」⇒「反復客」⇒「流出(失)客」⇒「新規客」
自動車整備工場の話。
既存客から車検のキャンセルが出ました。
そこで受付の女性はお礼のハガキを出しました。
「事前にキャンセルの連絡をしていただき、ありがとうございます。
おかげで工場のスケジュールの調整ができました」。
次回の車検の案内のハガキを出すと一定の率で戻ってきます。
「失客の復活」です。
経営で一番難しいのは「見込客」の見つけ方と
その見込客に商品サービスを買ってもらうことです。
見込客を見つけて、
ハガキ(お礼のハガキと定期ハガキ)で見込客を維持していくことです。
維持していくうちに新規客になってもらうのです。
定期ハガキは年4回(バースデイカードを含む)。
3ヶ月に1回は出すことです。
継続する仕組みをつくることになります。
反復性を高めて、見込客を新規客にし、
反復客にして流出を少なくすることになります。
手書きが条件。
手書きだとそのお客のことを考える時間にもなります。
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「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
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