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●選ばれる企業 ●ニッチな市場 ●正しく中する者

「選ばれる企業」

3月14日付日経新聞、
「大手賃上げ、5%超相次ぐ」という記事。

2024年の春季労使交渉は、
大手企業が歴史的な高水準の回答を出した。

日本企業はバブル崩壊後、
失われた30年の間、
賃金を抑制し続けてきた。

人手不足などを背景に局面が変わり、
利益の配分先は従業員に向かう。

実質的な平均賃金で、
日本は2022年の額が2000年とほぼ変わらなかった。

一方、米国は27%、ドイツ15%上昇した。
日本の賃金はOECD加盟国38カ国中、25位。

今年は高い賃上げが実現しても、
今後継続していくことが必要。

賃上げを継続していくには、
商品やサービスの付加価値(粗利益)を高め、
生産性を向上(無駄・二度手間やロスをなくしていく)
していくことが欠かせない。

付加価値・生産性を高める企業は
賃金を上げることができる。
そこには優秀な人材が集まる。

一方、付加価値・生産性を高められない企業は
賃金を上げられない。
そこからは人材が流出していく。

東京商工リサーチが3月14日付、
「1都3県倒産29%増」を発表。

2月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)
の倒産件数は前年同月比29.8%増の218件。
16ヵ月連続の増加。

物価高や価格転嫁の遅れ、
人手不足などで業況が
低迷する企業が目立ってきた。

今後の見通してしては、
「企業の業績は、
価格転嫁や賃上げなどで二極化している。

コスト増で収益悪化に陥った企業を中心に
息切れ企業が倒産を押し上げる可能性が高まった」。

小さな会社は、
顧客から「選ばれる企業」になるために、
「強いものづくり」や
「独自性・差別化」に努めてきた。

それで同業他社よりも
1人当りの粗利益、純利益を高めていった。

今後は働く人からも
「選ばれる企業」にならなければならない。

もしくは
「働きたい会社」にしていかなければ、
生き残れなくなった。

人材育成するための
社内における従業員教育が重要になってきた。

これを仕組化している小さな会社は
従業員から支持されている。

時間はかかるが、
お金では買えない。自社独自性になる。

2024年からは企業間格差が広がっていく。

 

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