ブログ版 週刊五十嵐レポート（718号）「守・破・離」
5月26日（火）、師の竹田陽一を招いて「お金のかからない経営改善セミナー」
～内勤社員を営業2部員に育て、業績を向上させる～を開催しました。
経営者向けに、内勤者に経営の厳しい現実を理解してもらい、
営業センスを高めて、業績向上に役立てる話です。
セミナー終了後、懇親会を経て、他の代理店も参加して、
師の竹田陽一を囲み、教えを受けていました。
まるで「論語」のように孔子とその弟子の問答集のようでした。
竹田は、
大体のことに関しては質問されたことに対して、
返答しました。
しかし、
代理店としてすぐに答えを欲しがるのではなく、
自ら研究して答えを導き出すものだという意思を感じました。
竹田曰く、
「『守・破・離』という言葉がある。
『守』は師匠のマネである。
これは5年。
『破』は深堀である。
これは10年。
『離』は独創性である。
これは10年から15年かかる。
独創性を発揮するまで凡人は、
25年から30年かかる。
私が田岡先生から離れ、
経営の8大要因という独創性を考え出したのは25年かかった」
「まずは、
統計学と確率論の入門編の本を5,6冊読んで学びなさい。
これが基礎学習。
次に上場企業の公開されている「有価証券報告書」3期分の決算書があるから
自分でテーマを決めて研究しなさい。
そこから原則と検証の中でつながるものがでてくる。
それがオリジナルになっていく」
活を入れられました。
私は師竹田と出会って10年。
竹田の言葉では、
「守」（マネ）の5年は過ぎ、
「破」（深堀）の10年の途中になります。
独創性の「離」までまだまだ遠い。
自分は走っているつもりだったけれど、
竹田の背中はどんどん離れているように感じました。
「悔しい」。
しかし、
「ワクワク」してきました。
まだまだ伸び代はある！
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