ブログ版 週刊五十嵐レポート（708号）「町コン経営塾『経営計画』にて」
毎週日曜日に開催している町コン経営塾は、
竹田メソッド（竹田ビジネスモデル）の総まとめである「経営計画」です。
会計・決算書中心ではなく、理念先行型でもない、
戦略中心の実践的な「経営計画」です。
ネットで通販をされている経営者の話、
「楽天やアマゾンに出店している企業は零細企業が多く、
ゲリラ的に価格が激安。
当面の競争相手はほぼ同じぐらいの規模だが、
強者の戦略を採用しており、総合化である。
広い範囲の商品群を持っている。
しかし、楽天やアマゾンに出店している企業、
競争相手も在庫を多く持っていない。
配送に関しても、即日配送ということに関心は薄い。
競争相手は、価格が安いだけで、
大量の在庫を持っていないし、
明日顧客に商品が届かない。
当社は、戦う土俵をズラす。
ある特定した商品群だけ集中して資金を投下して
在庫を豊富に持ち、明日には顧客の手元に届く。
大量に、そしてすぐ使う顧客には価格は購入する決定権の一番ではない」
飲食店の経営者の話、
「顧客の声を聴き、ズレをなくし、新しいビジネスに繋げていく。
顧客は商品そのものではなく、商品の働きを求めている場合がある。
飲食店はＢtoCと強く思っていたが、BtoBの仕事があると感じた。
それは個室の接待。顧客の要望で個室のお店を作ったところ、
個人客より客単価が上がった。
時と場所と食事を共有する。
接待は『場』の機能が重要だと感じた。
弱者の戦略に沿ってBtoBもすすめていきたい」
顧客の動向、競争相手の動向を観察していると
自社に合った戦う場のヒントを得ることができます。
そのためには自社の商品･サービスを好きであること。
もっと会社を良くしたいという情熱･向上心が必要。
そうするとすっと「隙間」が見えてきます。
あとはその「隙間」へ果敢に挑戦することです。
おっと「弱者」であることを忘れずに！
週刊五十嵐レポートのエキスが「新・経営の志手帳」です。（アマゾンでどうそ）
★3月8日（日）から町コン経営塾は「経営計画塾」がはじまりました。
★4月16日（木）第6期ランチェスター経営戦略セミナーvol.8「経営計画」を開催します
★5月21日（木）より第7期ランチェスター経営戦略セミナー（全8回）がはじまります
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㈱五十嵐コンサルティングオフィス
〒133-0051東京都江戸川区北小岩６－２１－５
℡：03-3659-7703
東京の下町から中小企業経営者にランチェスター経営戦略を発信する
「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉
★中小企業基盤整備機構 地域活性化支援アドバイザー
★（公財）千葉県産業振興センター支援専門家
（下町：江戸川区・葛飾区・墨田区・江東区・足立区・台東区・荒川区 千葉県：市川市・浦安市・松戸市・柏市・船橋市）
※町コンは㈱五十嵐コンサルティングオフィスの商標登録です。（登録番号第5333913号）
