ブログ版 週刊五十嵐レポート(699号)「松下村塾にて」
1月10日、11日に山口市・萩市戦略ツアーに行ったことは前号でも書きました。
私にとって、萩市に来た目的は、吉田松陰の松下村塾です。
7年前、「町コン経営塾」を中小企業経営者にとっての
「松下村塾」のようにしたいと願って始めました。
幕末において、吉田松陰は松下村塾をおよそ1年間で
日本を変える志士たちを育てました。
その秘密は何なのか現地で知りたいと思っていました。
現存の松下村塾の中に入れていただき、宮司の話を聞きました。
吉田松陰は伊藤博文の人物評として、
「才劣り、学幼い、質直にして、花なし。僕すごぶるこれを愛す」と。
「才能はない、学門もまだまだ幼稚であるが、性格は素直である。
人間として花はない。でも私は好きだよ」という意味。
吉田松陰は観察眼がするどく、厳しい。
しかし厳しいだけでは終わらない。
その後フォローがある。そこに深い愛があります。
吉田松陰は普通に一人称として「僕」と言っていました。
また「愛す」と言う言葉を頻繁に言っていました。
吉田松陰は、集団指導と個人指導を行なっていました。
松下村塾では、吉田松陰が講義をするのではなく、集団で意見を戦わせていました。
しかし、真骨頂は個人指導であるとのことです。
基本は「対話法」。
教える方も教わる方も対話法によってお互いが高まっていきます。
対話からはじまる。
経営塾も竹田陽一氏のDVDを見て、
参加された経営者が意見・感想を述べて、
そこ他の経営者との対話が生まれます。
そこには切磋琢磨して向上しようとしています。
吉田松陰の「至誠」。
(「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」
至誠をもって対するれば動かすことができないものはない)
町コン経営塾は東京・下町の「松下村塾」を目指していきます。
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㈱五十嵐コンサルティングオフィス
〒133-0051東京都江戸川区北小岩6-21-5
℡:03-3659-7703
東京の下町から中小企業経営者にランチェスター経営戦略を発信する
「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
★中小企業基盤整備機構 地域活性化支援アドバイザー
★(公財)千葉県産業振興センター支援専門家
(下町:江戸川区・葛飾区・墨田区・江東区・足立区・台東区・荒川区 千葉県:市川市・浦安市・松戸市・柏市・船橋市)
※町コンは㈱五十嵐コンサルティングオフィスの商標登録です。(登録番号第5333913号)