特別記念講演
竹田陽一先生 ランチェスター経営株式会社
1938年10月生。福岡県久留米市出身。
福岡大学経済学部を卒業後、建材メーカーに入社。
経理を3年、営業を3年経験したあと、28歳のときに企業調査会社に転職。中小企業の信用調査と、倒産会社の取材を担当。営業面では入社3年で九州で1位になり、5年で全国1位になる。
ランチェスター法則との出会いは35歳のとき、福岡の駅前で開かれたセミナーに参加してから。以来、経営戦略の研究に取り組むとともに、経営を構成する8大要因の1つ1つに、ランチェスター法則の応用を始める。
44歳のときに独立してランチェスター経営株式会社を創業。
以来講演で全国を回り、合計で4,000回になる。ランチェスター先生の墓参りに5回イギリスまで行き、原書を手に入れて翻訳。趣味は物理と音楽。
特別記念講演
斧田大公望先生
社会統計学者。故田岡先生とともに1962年、クープマンモデルを解析し「73.9%上限目標値。41.7%安定目標値。26.1%下限目標値」の市場シェア3大目標数値を導き出したことで知られる。
ランチェスター法則実践報告
うさぎや株式会社 小俣能範社長
リストラと業態変更にランチェスター法則を使って婦人靴の差別化で1位作りを目指す靴店
「女性専門のはきやすい靴」の製造小売業(企画、製造、販売)。従業員23名。91年バブル崩壊直後に社長に就任。大きな負債と売上急落の二重苦の中で、94年に竹田先生の講演を聞き、直後にランチェスター戦略の教材を購入、戦略の学習をはじめる。 11店舗あった店をリストラすると同時に、商品の差別化を断行。100%オリジナル商品の品揃えを実現し、八王子、吉祥寺、横浜、国分寺の店舗は、関東一円からお客様が来店する繁盛店になっている。 ランチェスターの法則をリストラと差別化の両方に使った実例をご報告いたします。