瀬戸雄三氏の「私の履歴書」も今日でお終い。
昨日5月30日分の中から
私の人生は4つのキーワード。
「変化」
「挑戦」
「夢」
「感動」
80年余の人生、57年の企業人生活を送ったアサヒも変化の連続で波乱万丈。
その変化の波に押し流されまいと挑戦を続けた。
いかなる時も心が折れることなく、夢を見失わなかった。
「夢に日付を」を合言葉に社員全員が不退転の気持ちで高い目標に挑戦し、
やり遂げ、大きな感動を皆で共有した。
1953年のトップ企業からどん底までの地獄の32年間。
一人ひとりは頑張ったがベクトルが合わず、会社全体の力にならなかった。
85年底を打ち、87年のスーパードライの発売で売上高は急回復。
3年ほどで組織の緊張感が緩み踊り場を迎えた。
再び力を合わせ成長のリズム感を取り戻す。
すべては人の力が作り出した結果。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
私は、アサヒがキリン、サッポロの次の3位であった時を知っています。
キリンが60%、サッポロが20%、アサヒが10%前後だったと思います。
それが80年代後半から90年代に入り、
サッポロを追い越し、キリンを抜いて1位になったということが顧客の一人として見ていました。
スーパードライの出現。この一点集中から奇跡は起きました。
その前、その後の人間ドラマを見ました。
一つでも応用して活用していきたい。
有難うございました。