気になる新聞記事。
平成２３年５月２５日付、日本経済新聞の「新興・中小企業」欄に
「震災で代替拠点の必要性痛感」「ベトナムにボタン加工の新工場」という記事。

震災で代替工場の必要性を痛感した。
洋服のボタンのメッキ加工を手掛ける福井電化工業（千葉県市川市）の
福井順子社長は、部材の供給が止まり苦しむ同業他社を見て、
来年初めに予定しているベトナム工場（ダナン）の建設は正しかったと確信した。

震災の直接被害は受けなかった。
しかし高度な技術を駆使する加工ボタンを手掛ける同業には、
必要な薬品の調達が滞り、生産に支障がきたしたところもあった。

出荷が遅れれば新興国に受注が流れる恐れもある。
中小企業もリスク分散が必要とのこと。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
週刊「五十嵐レポート」にも書きました。
中小企業も海外とくにアジアに進出する必要が出てきました。
それは日本を捨てることではなく、日本から逃げることでもない。
挑戦です。座して死ぬのを待つより行動すること。

１１月のベトナム経済視察ツアーはハノイですが、
今後はダナン、ホーチミンに行きます。