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日経新聞の記事から経営戦略を学ぶ

平成23年5月24日付、日本経済新聞に「プリマハム 商品数を半減」という記事がありました。

プリマハムは2011年度からの3ヵ年の中期経営計画を策定。
3年後をメドに商品数を現在の約1200品目から半数程度に絞込み、
生産拠点などへの投資は過去3年間の2倍の約200億円に増やす。
経営資源を主力品に集中させ販売力や生産効率を高め、
利益率で勝る業界最大手の日本ハムを追い上げる。

ハム・ソーセージは現在約700品目、
ハンバーグ、フライドチキンなどの加工総菜は約500品目を扱っている。
それぞれ半数程度減らす。
月間の出荷量が数トン程度と少ない商品や利益率の低い商品を中心に削減する。

一方で売れ筋のウインナー「香燻(こうくん)」や「味わい造り」などは継続し、
今年度から販促費を集中的に投じる。

●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
分析方法は2つ。
1つは、商品のABC分析。
ハム・ソーセージの商品種類は700。それを売上高順に並べる。
総菜の500も同じようにする。パレートの法則が成立する。
2割の商品群で売上の約6割~8割を占める。
下位5%で約4割の商品。この下位4割の商品をカットする。

2つめはPPM分析。プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント。
①花形商品②問題児商品③金のなる木商品④負け犬商品
このうち④の負け犬商品をカットしていく。

プリマハムのような大企業だけではなく、中小企業の商戦戦略にも十分活用できる。

 

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