ブログ版 週刊五十嵐レポート(672号)「今、日本酒が美味い!」
6月30日放映のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」で
俳優の佐々木蔵之介が茨城県の酒蔵を訪問。
酒蔵の子息でもある佐々木蔵之介が
「確実に技術が上がってきていいお酒が飲めるようになってきた」と。
そうなんです。
今、日本酒が美味いのです。
町コンがお付き合いしている酒蔵の話。
営業ルートは、メーカー(酒蔵)⇒卸売⇒小売(酒屋)⇒料飲店・消費者。
いわゆる間接販売です(直接販売ではありません)。
このままでは大手メーカーやビールメーカー等の強力な競争相手がいるため、
卸売や小売店が自社商品をなかなか薦めてくれません。
そのため末端ユーザーの料飲店や消費者に商品(お酒)がたどり着くのが大変です。
そこで卸売、小売店に許可を得て、
料飲店向けに「売上&利益アップセミナー」を開催しています。
既に3年目。
講師には酒蔵の社長と外部から招いた料飲コンサルタント(ソムリエ)の2人。
①日本酒の基礎知識
②地元の食材と合った日本酒&カクテル。
料理を用意して日本酒を試飲してもらいます。
反応は?
旅館男性
「日本酒に対し、イメージが変わった。
種類によって香りと味が違うことに驚きました。
お客様への販売強化に努めたい」。
料飲店女性
「日本酒の選び方や料理との相性、
酒の温度や製造等を知り、勉強になりました。
店の料理にどれが合うか説明することで客単価アップを図ります」
この活動をビューターセールス、末端刺激型営業といいます。
(「営業戦略」DVDテキスト61~62P参照)
流通の流れではメーカー⇒卸売⇒小売⇒ユーザーですが、
メーカーが直接ユーザーに訪問してフォローアップしていきます。
ここには大手競争相手が介入できません。
弱者の戦略の「接近戦」であり、
「一騎打戦」です。
おかげで酒蔵の商品はどんどん売れています。
流通ルートは卸、小売を通しますが、
販売促進は自社でやります。
他人(卸売・小売)任せをしません。
日本全国の酒蔵でこんな活動をしているところはないようです。
大変ですから(場所、料理の準備、講師選定、集客活動、資金等)。
難しいことにはそれと同等かそれ以上のいいことが隠されています。
確かに。
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℡:03-3659-7703
東京の下町から中小企業経営者にランチェスター経営戦略を発信する
「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
★中小企業基盤整備機構 地域活性化支援アドバイザー
★(公財)千葉県産業振興センター支援専門家
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