日経新聞からフィリピンを学ぶ
平成25年4月25日(木)日経朝刊 国際1欄
好調フィリピン 通貨高の逆風
東南アジアの中でも好調さが際立つフィリピン経済が、通貨ペソ高の副作用に苦悩している。
ペソは投資マネーの流入により約5年ぶりの高値圏に上昇。
海外出稼ぎ労働者からの送金がペソ換算で目減りしているほか、
企業の競争力が低下して輸出が落ち込み、成長の足を引っ張る要因となっている。
ペソは1年前に比べて約5%上昇し、
3月末時点には一時1ドル=40ペソ台と約5年ぶりの高値圏に。
高成長への期待から投資マネーが流入。
足元では41ペソ台に落ち着いているが、市場には先高観が根強い。
フィリピンは国内総生産(GDP)に占める個人消費の割合が7割超と、
タイやインドネシアなど周辺国の5割強に比べ突出。
個人消費の強さが高い成長の原動力になっている。
アジア開発銀行(ADB)によると
「労働人口は年2%ずつ増えており、サービス業だけでは吸収しきれない」と指摘。
製造業の誘致について「周辺国は賃金が上昇して労働力確保が難しくなっており、
フィリピンは競争力がある」と分析する。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
4月2日~5日までフィリピンを視察したこともあり、新聞の内容はよくわかる。
国内消費はたしかに強い。出稼ぎで外貨を稼ぐ。外貨からペソに換える。ペソ高。
製造業の従事者が他のアジアより少ないと指摘されている。
しかし、今後は日系企業をはじめ進出が増え、従事者は増えると思われる。
ベトナムやカンボジアなどの採用難になることはない。製造業は期待できる。
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「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
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