平成25年4月26日、日経新聞<企業1欄>「サントリー 指針を探る」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
サントリーは1930年代ごろに会社の礎をつくったウイスキーで成長してきた。
だが消費者の嗜好の変化をつかみきれず、
80~90年に同事業の売上高は3分の1に減り、経営不振に陥った。
事業ポートフォリオの大胆な組み替えをした。
グループの事業規模は20年余で2倍に膨らんだが、大きく変わったのはその構成。
89年に8割を占めた酒類は3割に低下。
代わりに消費者のアルコール離れに対応して、
2割にすぎなかった清涼飲料を売上高の5割超を占める主力事業に。
ミネラルウオーターの「天然水」やコーヒーの「ボス」など
年間販売量3000万ケースを超すメガブランド商品を次々と育てた。
清涼飲料は今や利益の6割を稼ぐ。
「どんなに順調でも20年すぎれば会社の歯車は少しずつズレだすもんや」
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
参考になるのは「商品戦略」。
商品にはライフサイクルがある。
<売上構成>
酒類80%⇒30%
清涼飲料20%⇒50%(利益は60%)
今日、主力商品でも明日は衰退商品や負け犬商品になる矢も知れぬ。
常に明日の主力商品を開発しなければ企業は生きていけないことを学ぶ。
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「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
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