平成25年4月10日、日経新聞<国際欄>「鴻海、流通事業見直し」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が、
流通事業の見直しを急いでいる。
台湾と中国で展開する複数の業態の家電量販店のうち一部を閉鎖する。
中国の人件費上昇を受けて主力事業であるスマートフォン(スマホ)などの受託生産の収益性が低下。
新たな成長分野の一つとして昨年から強化してきた事業が苦戦し、戦略を練り直す。
鴻海は中国が主力市場の家電量販店「賽博数碼(サイバーマート)」を昨年6月、台湾にも出店。
台北市内など現在の6店舗について、このほど順次閉鎖する方針を決めた。
3月には独小売り大手のメトロと合弁で上海市内に展開していた家電量販店「万得城電器(メディアマルクト)」の全7店を閉鎖した。
鴻海は、川上分野の部材から川下の販売まで一貫して手掛ける「垂直統合戦略」を打ち出し、
利益を最大限に取り込む戦略に出た。
家電量販業界の競争は厳しい。
「ノウハウや人材不足で苦戦していた」
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
EMSとして世界最大手のホンハイでも
家電を販売することが勝手が違うようだ。
まさに
商品3分に売り7分。
商品を作るのも簡単ではない。難しい。
しかしその商品を販売することが数段難しいということ。
製造では強者だが、販売では弱者。
弱者の戦い方をしなければならない。
日系の家電量販店のスタイルを真似したそうだが、
まだ日系企業の方が一日の長がある。
ここで学ぶことは既存事業で強者でも
新規事業では弱者の場合、強者の戦い方をするとうまくいかないという事例。
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