平成25年3月7日、日経新聞<企業1欄>「角川、100円の電子書籍」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
角川グループホールディングス(GHD)は電子書籍向けに書き下ろした作品を7日に100円で刊行。
大胆な値付けで読者獲得を狙う。
幻冬舎は小説を複数回に分けて順次配信する新たな試みを開始。
通常紙の書籍制作には約6カ月かかるが、
印刷などの工程が不要だったことから2カ月間で発行。
幻冬舎は小路幸也氏が電子書籍向けに書き下ろした長編小説「旅者の歌」を発売。
5回に分けて配信する手法を初めて採用。
読者の関心を呼ぶため1回目は無料。
2回目以降は315円と買いやすい価格で順次配信し、3月末までに配信を終える。
電子書籍なら自由なページ数に分割して販売するのは容易。
ページ数を減らし安価な値付けで分割配信することで気軽に読み始めてもらい、
多くの読者を取り込もうとの狙いがある。
電子書店だけに作品を出す動きが広がっているのは、電子書籍の利用者が増えているから。
心配された紙の書籍への影響も少なく、売り上げの上積みにつながっている。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
紙の書籍と電子書籍では読み方が違うのかもしれない。
通常6ヶ月かかるのが電子書籍の場合2ヶ月。
ということは紙の書籍よりも3倍の書籍が販売できる。
(短納期になるため生産性が高まる。コストも大幅に削減⇒低価格化)
週刊マンガ雑誌がある。例えば「ワンピース」を毎週読む。
しばらくして1冊のコミックスが発売される。またそれを買う。
電子書籍を読んでしばらくすると紙の書籍を買うという現象もあるという。
電子書籍は、紙の書籍からすると脅威ではなく、
紙の書籍の入り口にもなる。
もう一つの電子書籍の使い方は、多くの本が一つのタブレットに納まること。
自分の書斎がついてくる。
だから「自炊」ということも流行っている。
電子書籍は新たな顧客を作っていく。やはりイノベーションですね。
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