平成25年1月7日(月)、朝日新聞<経済>欄「新興国が世界のエンジン エコノミスト ジム・オニール氏」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
BRICsの国内総生産(GDP)は2050年には世界の4割を占めると予想したが、
もっと早いスピードで成長している。
15年までに米国を、35年までに日米欧の主要7カ国を抜くだろう。
特に中国の急成長が目覚しい。
最大のエンジンは都市に人が集まる『都市化』。
隣人に遅れをとるまいという競争意識が強まり、成長を刺激した。
中国の指導者が先を見据えた決断をした。
99年、不良債権の問題が大変になっていると認識すると、
公的資金を使って一掃し、金融システムを安定化させた。
数年前には住宅バブルを防ぐため、
意図的に住宅価格の上昇を止めた。
私はそんなことをした国はみたことがない。
中国が減速しているのは、
政策決定者が高齢化や貧富の格差の問題などを冷静に見つめ、
わざとスピードを落としているからだ。
2桁成長はもういらない。
私は中国の将来に非常に楽観的。
実は私が最も注目しているのは日本。
円は今春に1ドル=90円より安くなって株価は上昇し、
来年末までに100~120円まで下落するとみている。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
ジム・オニール氏は12年前にBRICsの名付け親。
彼の著書「「次なる経済大国」(2012年2月 ダイヤモンド社)によると
「東京を訪れると、アジアの劇的な変化に直面しながら、日本が孤立して見えるのに驚かされる。
日本のジレンマのひとつの側面は、英語力。
日本の成功は英語を受け入れることによって多くの面で容易になるだろう」
彼は中国を大いに賛辞している。
日本に対してはアジアへの出遅れ感があり、不満はあるものの、今後の日本に期待している。
円安や株高は循環である。
根本的には構造の変化。
日本は少子化。既に人口は減少に入ってきた。それと高齢化。これでは成長は厳しい。
さらに70円台の円高。ウォン安の韓国、中国、台湾の台頭。
これからはアジアと日本のパイプの強化。
そして世界の言葉として英語。これは必要になってくる。
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「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
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