平成24年12月30日、日経新聞<一面>「引きこもりこそリスク ソフトバンク社長 孫正義 」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
あけましておめでとうございます。
本年最初のブログです。
今年もよろしくお願いいたします。
ソフトバンク社長 孫正義氏の言葉から企業家精神を学びます。
「日本は50年に人口が9千万人程度まで減少するが、米国はまだまだ増えると予測されている。
内需が縮小する日本に引きこもることこそがリスクだ。」
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
まずは外から日本を見てみる。
外(世界)がどのように変化しているか。
日本(日系企業)の立っている位置を把握する。
それから何をすべきか考える。
「我々は国内の通信会社だけと戦っているわけではない。
アップル、グーグル、フェイスブックなどすべてのIT(情報技術)企業がライバルだ。
モバイルの分野で断トツの世界一になれば、アップルやグーグルも一目置くだろう」
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
中小企業が学ぶところは、「経営の全体像」を把握すること。
自社の顧客は誰か。自社との競争相手は誰か。自社の事業の定義は何か。
取り巻く外部環境はどうなっているのか。
小さいながらも一番狙い。ソフトバンクは世界一を目指すが、
自社は何で一番を目指すか。小規模1位、部分1位。
1位を目指すことが収益力を高めることになる。潰れない会社になる。
「数々の構造問題は国として是正すべきだが、プレーヤーである企業が業績の言い訳にしてはならない。
経営者が言い訳を口にした途端に負けを認めることになるからだ。
ソフトバンクが携帯電話事業に参入した際は、
電波の弱さや顧客の少なさなどハンディキャップばかりだった。
それでもライバル企業に勝つ自信は失わなかった」
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
ソフトバンクも通信会社では「弱者」だった。競争条件が不利だった。
しかし、ソフトバンクはそれを言い訳にしなかった。
競争条件の不利な会社は、「情熱」「熱意」を持ち続けることが大事。
「弱者の戦略」で業績を伸ばしていった。(同業者の戦略のマネをしなかった。独自性を発揮)
「経営者の最も重要な仕事はドメイン(事業領域)を常に再定義することだ。
日本企業は『本業』という言葉が好きだが、市場が縮小するのに既存事業にしがみつく理由は何か。
企業理念を軸に次の戦略を描くのが経営者の役割だ」
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
自社を取り巻く環境は変化する。
変化に適応するのが企業。
さらに一歩進めれば、自らが変化を起こす。新たな顧客を創造する。
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「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
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