平成24年11月28日(水曜日)、日経新聞<企業1>「乱戦牛丼店(下)変革遅れ未開の地多く」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
「うまい、やすい、はやい」。
吉野家のビジネスモデルを表す宣伝コピーにとらわれないイメージの新店が
愛知県豊橋市の住宅地に8月開業した。
「お店が広くてきれいになったから子供連れで来られるようになった」。
11月中旬の週末の昼時、夫と幼子3人と一緒に来店した豊橋市在住の女性(28)は話した
。牛丼並盛りの量を3分の2にして小鉢を付けた女性向けの「小町セット」などを注文し、
テーブル席に30分近く滞在した。
ソファ席に乳児を寝かせる母親の姿や、子供が綿あめをつくって遊べる機器まであり、
まるでファミリーレストランのようだ。
客の女性比率は約4割と通常店の2倍以上になった。
ドライブスルーの持ち帰りを導入したこともあり、
近隣の牛丼店の半分以下だった売上高が「改装後に逆転した」。
従来の吉野家では狭いカウンター席を男性が埋めて5~10分で食べ終わるという突出した
「高速回転」が特徴だった。だがその効率経営も多数の客の来店が前提。
競争相手が増えた今、繁盛店を維持するのは容易でない。
ベタ記事に
27日、牛丼店「吉野家」で「焼鳥(やきとり)つくね丼」を30日から全国で販売すると発表。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
昨日(27日)のブログでは、「吉野家が最安値250円牛丼」という記事で書いた。
本日の記事では、吉野家は多様化するという記事。
「客層」「立地」と周辺の「競争相手」によって個別対応していくことではないか。
昨日の牛丼の並と大盛に限定した店舗は男性・ビジネスユースの高速回転店舗。
郊外や住宅街周辺では女性・ファミリー向けに商品・サービスを提供。
ライバルは同業の牛丼店だけではない。
いかに顧客に好かれて、気に入られて、喜ばれ、忘れられない存在になるか。
これからも注視していこう。
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「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
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