日経「吉野家が最安250円牛丼店　メニュー絞り３年で100店」から経営戦略を学ぶｂｙ「町コン」五十嵐

平成24年11月24日（土曜日）、日経新聞＜一面＞「吉野家が最安250円牛丼店　メニュー絞り３年で100店」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

吉野家ホールディングスは並盛りで250円の牛丼を販売する店の出店。
牛肉やごはんの量、味付けは吉野家で出す380円の商品と同じだが、
価格は３割以上安い。３年で100店を出店する。

「築地吉野家　極（きわみ）」という店名。
メニューは牛丼の並盛りと大盛り（400円、通常は480円）に絞り、
豚丼やカレーなど品数が多い通常の吉野家との違いを明確にした。

通常の店舗では出店が難しい狭小物件や、
ライバルとの競争が激しい地域に戦略的に出店する。
通常の吉野家と商圏が重なる地域は避ける。

無駄をそぎ落とし、価格を抑えた店は消費者のニーズにあうと判断。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
ついに吉野家が「弱者の戦略」を活用。
一点集中。
牛丼に絞る。部分1位・小規模1位を狙う。
他を切り捨てる。
ということは、客層を絞った。（早い・安い・うまい）原点回帰。

過去BSE問題から吉野家は多角化へ。しかしこの多角化がうまくいかなかった。
その間に「すき屋」に抜かれた。（経営力の分散による弱体化）

吉野家に期待！

すき屋はどうでるか。強者の戦略であれば、即応戦。マネして同質化。

見ものです。

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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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