日経「加藤製作所、知名度の低さが壁」から経営戦略を学ぶｂｙ「町コン」五十嵐

平成24年11月08日（木曜日）、日経新聞＜投資・財務2欄＞「加藤製作所、知名度の低さが壁」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

復興需要が見込める国内市場に期待したいが、壁は知名度の低さ。
建設クレーンは国内首位でも、油圧ショベルのシェアは３％前後。

「建設会社も当社が油圧ショベルを製造していることを知らず、
販売が伸びない」という。知名度向上を狙って、建機レンタル会社に赤字覚悟で安く販売した。
「まずは使ってもらわないと始まらない」と先行投資と割り切っていた。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
油圧ショベルの国内シェア（2010年：「日経業界地図2012」より）
1位コマツ27.9％、2位コベルコ建機20.1％、3位日立建機19.5％、4位キャタピラー15.8％
5位住友建機9.4％、その他7.3％

加藤製作書は新聞によると3％。その他の中にある。
油圧ショベルでは番外の弱者。
知名度がないのは当たり前。
赤字で安値で攻勢しても、販売ルートが確立していないため、シェアをあげるのは困難。シェア上位会社から2乗作用の圧力を受けている。（ランチェスター法則）
戦略がない。

弱者の戦略。小さいながらも一番狙い。
となれば、日本では難しいのでは。
海外でコマツ、コベルコ、日立建機等が少ない地域を探して一番化を目指すこと。

建設クレーンでは首位とのこと。（調べてみるとタダノがトップと思う）
クレーンが強みであるのだから、これを日本と海外で強化する方が得策ではないか。

強みを伸ばし、弱みはカット。

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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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