平成24年11月01日（木曜日）、日経新聞＜投資・財務欄3＞「得意先に医薬情報担当者」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

「ぐるなびの得意先に医薬情報担当者（ＭＲ）が加わった」と話すのは久保征一郎社長。

製薬会社の営業マンであるＭＲが医師とミーティングするときに弁当を注文することが多いのに目を付け、
昨春から新サービスを始めた。

様々な業者の弁当を一つの冊子にまとめ、
ＭＲはぐるなびに電話注文するだけ。
代金は自動で製薬会社に請求される。

飛び込み営業で顧客を開拓し、
顧客の製薬会社は既に60社を超えた。

「どのＭＲも弁当注文は面倒だったようで、興味を示す製薬会社は多い」と今後の成長に意欲をみせていた。

エンジャパンの転職情報によると（ぐるなびの求人）すでに終了。
▼『ぐるなびデリバリー』から派生した、製薬メーカーに特化した高級デリバリー弁当事業を開始。
お任せするのは、製薬メーカー、もしくは加盟店舗に対する営業です。
現在、同サービスを展開する競合企業はなし。製薬メーカー、加盟店舗いずれにとってもメリットのあるサービスですので、価値ある提案が行なえます。

≪具体的には…≫
■製薬メーカーへの営業
主に本社の購買部門や、各支店長に対する提案です。
まずは購買部門にアプローチし、その後はMRを対象とした試食会を実施。
味・コストはもちろんですが、請求の一本化によるコンプライアンス面でのメリットなど、
サービスの旨みをアピールしてください。

■加盟店舗への営業
カタログに掲載する商品数を増やすための営業です。お弁当を展開している企業に対して、
カタログ掲載の新規加入促進を行ないます。
お弁当の内容や見せ方に関してもアドバイスを行ないながら、売上拡大を支援します。
単価の高い商品をロスなく供給できるという店舗側のメリットを伝えれば、高い確率で賛同いただけます。
また、既存事業で築いた外食企業とのネットワークを強みに、加盟店探しが行なえます。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
「ぐるなびデリバリー」から生まれた新規事業。
商品は弁当。これは既存の商品。
顧客は法人。製薬会社であり、営業マン。業界を絞る。
競争相手がいない。
戦わすして勝つ。但し、従来は個人が顧客（買い手）。個人の場合はほとんど営業はいらない。ネット経由。今回は法人。営業が全く違う。ここの部分が一番大変。

顧客の創造。市場の創造。
まだまだ新しい市場がある。
勉強になりました！

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㈱五十嵐コンサルティングオフィス
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東京の下町から中小企業経営者にランチェスター経営戦略を発信する
「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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