日経「選球眼　京大野球『あるもの』磨き進化」から経営戦略を学ぶｂｙ「町コン」五十嵐

平成24年10月1日（月曜日）、日経新聞スポーツ2欄「選球眼　京大野球『あるもの』磨き進化　浜田昭八」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

今、京大の野球が面白い。関西学生リーグで近大など５私大に負け続けてきた“１弱”が、たくましくなった。
今秋のリーグ戦では関大から１勝を挙げ、立命には２戦とも０―１の惜敗。
同大とは２回戦で延長十五回、１―１で引き分けの大接戦を演じた。

おっとりした京大野球部に改革の風を吹き込んだのは、３年前に就任した比屋根吉信監督。
沖縄・興南高を甲子園出場の常連校に仕立て、
元阪神の仲田幸司投手ら多くの逸材を育てたアマ球界屈指の好指導者だ。

高校球児を積極的にスカウトできる５私大に比べて、京大の部員は少ない。
だが、比屋根監督は「ないものねだりはしない。

“あるもの探し”

少ない部員の中に見つけた原石を磨く。
そして「年功序列では勝てない」と、１、２年生を積極的に抜てきした。

改革には痛みを伴う。
上級生になると出場の機会が巡ってくる空気が一変し、当然のように競争が激化した。
退部を考える４年生が出た。だが、２日間、延べ10時間に及ぶ４年生同士の話し合いで思いとどまらせた。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）

限られた経営資源の中から目標を定める。ないものを嘆くのではなく、あるものから探す。経営と相通じる。

改革には痛みを伴う。
その通り。

会社組織も同じ。年功序列では競争の激しい業界では生きていけない。
年功序列を廃止したことで競争が生まれた。
ここから再生がはじまる。

企業経営も同じ。
組織の活性化にスポーツも会社も区別ない。

勉強になる。

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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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