平成24年9月26日(水曜日)、日経新聞企業2欄「東南アジア開拓へ低価格品 小分けにして販売」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
味の素は価格の手ごろな小容量調味料でアジア市場開拓を加速する。
食品業界ではキユーピーがベトナム、
キッコーマンがフィリピンで、それぞれ小容量の調味料を発売。
各社は現地のニーズにあった商品戦略で、拡大する中間層の需要を掘り起こす。
<味の素>
マヨネーズ:25グラム入り、価格は日本円で約20円に設定。
中間層が普段の買い物で使う個人商店で販売する。
裕福な層が使うスーパー向け 100グラム入り約60円の商品も販売。
現地の中間層が食事などに使えるのは、
1世帯あたり1日200円程度。
米メーカー製のマヨネーズが売られているものの230グラム入りで約230円と高く普及していない。
求めやすい販売価格にすることで需要を開拓できるとみている。
<キユーピー>
ベトナムで容量130グラムの小型のチューブ入りマヨネーズを発売。価格は約80円。
同社は日本では500グラム、東南アジアでは300グラムが主力。
ベトナムでは値ごろ感のある容量設定が必要と判断。
少量の15グラム入り小袋(約10円)と併せて販売を拡大。
<キッコーマン>
フィリピンで、容量100ミリリットルのパウチパック入りしょうゆ(約50円)を投入。
従来はガラス瓶に入った150ミリリットルのしょうゆ(約85円)。
単価が4割安い商品を加え中間層への浸透を加速する狙い。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
客層によって商品を細分化する。
東南アジアで成功する企業はみなそうしている。
ユニチャームのインドネシアでは、紙おむつを1枚入りで発売して業績を伸ばしている。
日本における中小企業では
商品を小分けにすることによって、新たな客層を開拓ができる。
そのかわり手間隙がかかる。惜しまないこと。
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「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
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