日経「フットボールの熱源　クラブの顔つくるには」から経営戦略を学ぶby東京「町コン」五十嵐ブログ

平成24年8月1日（水曜日）、日経新聞スポーツ欄「フットボールの熱源　クラブの顔つくるには」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

誰でも知っている著名人が目の前にいる。
観衆はその事実に高揚したのだ。

この単純な反応が教えてくれるのは、誰もが知る有名人をつくることがクラブやリーグにとって、
いかに重要であるかという点。
顔を見ただけで歓喜するのは、いわゆるライト層のファンかもしれない。

しかし、いずれディープなファンへと変わる可能性がある。
クラブにすれば、まずはライト層を引きつける努力が必要で、
そのために手っ取り早いのはチームの顔となる選手や監督をつくること。

マンチェスターＵの上海遠征を運営したマーケティング会社、
オーシャンズの朱暁東社長はプレミアリーグの巧みな戦略を指摘する。

中国への進出当初は露出を重視し、ごく低額でテレビ放送権を販売した。
広く放送することで魅力を伝え、リーグを誰もが欲しがる商品に仕立ててから、
放送権料をつり上げたという。その過程でスターの顔を広めたのだ。（吉田誠一）

一方、Ｊリーグは衛星放送のスカパー！を中心としたテレビ中継であるため、幅広い露出を望みにくい。
万人に知られたＪリーガーの顔が浮かばないのは、そうした環境と無関係ではないだろう。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
ここで言いたいのは、
まず広く浅く広める。そのためには低価格も辞さない。露出が一番。
そこから有名人を育てる。軽い（ライト）客層をまず押さえてから、深堀に入る。

一方Jリーグは違うと。スカパーといったごく限られた衛星放送のため露出が少ないと。
露出を多くするには地上波であるといいたいのでしょう。それも低価格で。
欲しい商品にすることが先決であると。

Jリーグもアジアではほぼ無料に近い価格で放送を流していると聞く。
ただ事業であるからいつまでにどのくらい回収するかは考えておかなければならない。

㈱五十嵐コンサルティングオフィス
〒133-0051東京都江戸川区北小岩６－２１－５
℡：03-3659-7703
東京の下町から中小企業経営者にランチェスター経営戦略を発信する
「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

★中小企業基盤整備機構　地域活性化支援アドバイザー
★東京都中小企業振興公社　支援専門家
★（公財）千葉県産業振興センター支援専門家

（下町：江戸川区・葛飾区・墨田区・江東区・足立区・台東区・荒川区　千葉県：市川市・浦安市・松戸市・柏市・船橋市）
※町コンは㈱五十嵐コンサルティングオフィスの商標登録です。（登録番号第5333913号）

お電話でのお問い合せ 03-3659-7703

営業時間：定休日：