平成24年7月7日(土曜日)、日経新聞企業総合欄「コンビニ快走 ミニスーパー化、客層拡大」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
堅調な個人消費を背景に小売り各社の業績が好調。
2012年3~5月期決算は6日までに発表した54社(新興市場除く)合計の経常利益が前年同期比7%増えた。
なかでも好調なのがコンビニエンスストア。
ローソン、ファミリーマートは3~5月期としての経常最高益を更新。
店づくりや品ぞろえを一変した「業態進化」の効果が収益拡大になって表れた。
男性サラリーマン中心から主婦、シニア層へ。
コンビニの客層拡大はここ数年の特徴だが、足元でこうした傾向は一段と顕著。
最大手のセブン―イレブン・ジャパンの調べによると、
来店客のうち50歳以上の比率が5年前の約2割から前期には約3割に上昇。
客層拡大が寄与し、3~5月期は営業最高益となった。
背景にあるのは低価格戦略の浸透。
セブンでは3パックで78円の納豆や、
5個100円の冷凍ギョーザなどスーパーの特売並みのプライベートブランド(PB=自主企画)商品を販売。「近くて便利だが高い」という消費者が抱くイメージを一新させたのが大きい。
半面、「低価格」「生鮮品」という強みをコンビニに奪われつつあるスーパーは苦戦気味。
6日に決算発表したダイエーは経常赤字で、マルエツも経常減益だ。
「コンビニに客を奪われている」(食品スーパー幹部)
平成24年7月7日、日経新聞投資・財務欄「吉野家HD、経常益54%減の4億1600万円 3~5月 コンビニと競争激化で客数減」
吉野家ホールディングスが6日発表した2012年3~5月期の連結決算は、
経常利益が前年同期比54%減の4億1600万円。
牛丼の値下げ効果が一服。カレーの新商品を投入したものの客数減を補えず、
主力の牛丼チェーン「吉野家」の国内事業が苦戦。
弁当や総菜を強化するコンビニエンスストアなどとの競争激化で客数が減った。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
コンビニかどんどん進化している。
特に、セブンイレブンの「セブンプレミアム」は奥さん、娘に人気がある。
食品スーパーと外食(ここでは吉野家)がコンビニに食われている。
セブンイレブンは、宅配にも進出へ。強者が接近戦を行なっている。
脅威である。
一方、町の商店街ではどうするか・・・
①一点集中(部分1位、細分化1位)
②深堀
③接近戦
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「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
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