日経「ペンてる　前社長が取締役退任」から経営戦略を学ぶby東京「町コン」五十嵐ブログ

平成24年6月27日（水曜日）、日経新聞企業1欄「ペンてる　前社長が取締役退任」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

■ぺんてる　
株主総会で堀江圭馬前社長の取締役退任が決まった。
現経営陣が提案していた堀江氏を含まない取締役選任案を賛成多数で可決した。

５月の取締役会で堀江氏が社長を解任されてから約１カ月に及んだ会社側と堀江氏の対立は一旦終息し、
ぺんてるは和田優社長のもと、業績の立て直しを急ぐ。

平成24年5月24日、日経新聞
筆記具大手のぺんてるは23日、和田優常務（60）が同日付で社長に昇格したと発表。
創業家出身の堀江圭馬社長（42）は取締役に退き、代表権を返上。

平成24年5月28日、日経新聞
家電量販大手のコジマは28日、創業者の長男で筆頭株主の小島章利会長（48）が取締役を外れ、
相談役に退く人事を発表した。
小島会長は同社が11日発表したビックカメラ傘下入りに反対しており、事実上の解任とみられる。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
経営を構成する大事な要因は、
①商品対策、②営業地域対策、③業界・客層・営業ルート対策、④営業対策、⑤顧客維持対策、⑥組織対策、⑦財務対策、⑧時間対策

①～⑤まではお客活動。⑥、⑦は社内活動　（⑧の時間対策はここでははずす）
お客活動が80％をウエイト付け、社内活動は20％。
これが経営のウエイト付け。

ぺんてる、コジマはお客活動を重視しなければならないのに、
社内活動（組織対策）にウエイトを置いた。
社外で競争相手と顧客に対して「好かれ、気に入られ、忘れられない」存在にならなければいけないところ、
社内同士で戦っている。これでは業績は悪くなるのが当たり前。やはりトップで決まる。

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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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