日経「訪日外国人7.3％減」から経営戦略を学ぶby東京「町コン」五十嵐ブログ

平成24年6月23日（土曜日）、日経新聞経済欄「訪日外国人7.3％減」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が22日発表した５月の訪日外国人数は、
通年で過去最高を記録した2010年の同月と比べて7.3％減った。
円高や放射能汚染への根強い懸念を背景に、韓国やヨーロッパからの訪日客の回復が遅れている。
10年比の減少率は今年４月の0.9％から拡大しており、回復基調にややブレーキがかかっている。

東日本大震災の起きた昨年５月比では２倍近く増えた.

記者会見した観光庁の井手憲文長官は
「全般的に芳しくない印象だ。回復の足取りはそんなに早くない」との見方。
韓国、フランス、ドイツからの旅行者数の10年比の減少率は20％を上回った。

一方、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイからの旅行者数は増え、いずれも５月としては過去最多。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
統計数字はどこを基準にするかで評価が変わる。
我々経営者も注意しなければならない。

2010年5月と比較すると2012年5月は7.3％減。
昨年2011年5月と比較すると2倍近く増加した。
昨年は3.11があったため、例外なのか。

見方を変えれば、回復途上である。
減少幅が拡大しているかということで回復にブレーキと評価。先は長い。

東南アジアの新興国から増え、欧州が減少。
今の世界経済を映している。アジアは元気。

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