日経「日系自動車5月の中国販売」から経営戦略を学ぶby東京「町コン」五十嵐ブログ

平成24年6月7日（木曜日）、日経新聞企業総合欄「日系自動車5月の中国販売　ホンダ、震災反動で9割増　値下げ競争激化　マツダ16％減」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

上位企業ではトヨタ自動車も２倍に増加。
ホンダが前年同月比91.7％増、
日産自動車が20.1％増となるなど上位４社が増加。スズキは12.4％増で３カ月ぶりのプラスとなった。

一方、マツダは16.0％減、
三菱自動車は12.5％減と５位以下は前年割れになった。

値下げ競争が広がるなか、経営体力の差が明暗を分けた。

震災による中国への部品の供給減で、
前年に３割以上の落ち込みとなったトヨタとホンダが大幅な反動増となった。

マツダと三菱自は２カ月連続の２ケタ減。
「上級セダンで上位企業の仕掛けた値下げの打撃を受けた」（マツダ）という。

次々と新しい車種を投入でき、価格競争を仕掛ける資金も豊富な上位企業の優位性が高まっている。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
ランチェスター法則の第2法則。
弱い会社は、強い会社の2乗作用を受ける。
強者は物量戦・総合力戦を活用し、価格競争ができる。

弱者は、2乗作用を受けないようにするには「差別化」になる。
上位のマネはしない。
一点集中。
価格競争に巻き込まれない手を打つこと。

弱者は頭を使って、まともな勝負はしないこと。

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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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