平成24年4月7日(土曜日)、日経新聞企業1欄「レノボの危機感映す」から
経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ。
会社更生手続き中のエルピーダメモリの支援企業を決める第2次入札に、
米国TPGキャピタルと中国ホニーキャピタルの米中投資ファンド2社が共同で入札する。
両者とも中国パソコン最大手レノボ・グループと関係が深い。
レノボはDRAMの重要取引先であるエルピーダを米国や韓国企業に
奪われる事に「強い危機感がある」といわれており、
対抗上、応札に踏み切る。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
経営の全体像として、
①顧客 ②競争相手 ③自社 ④仕入先・金融機関 ⑤社会(政治・経済・法律など)
がある。
今回のレノボ(自社とする)にとってエルピーダは④の仕入先。
重要な仕入先が競争相手のグループの傘下になった場合、
安定した供給先にならなくなる恐れがある。
安定供給先の確保(事業の防衛)としてM&Aに参入したもの。
顧客も大事だが、仕入先(供給元)も大事。
★5月16日(水)ランチェスター経営戦略セミナーVOL.7「財務戦略」はこちらから
★6月6日(水)ランチェスター経営戦略セミナーVOL.8「経営計画の要諦」はこちらから
㈱五十嵐コンサルティングオフィス
〒133-0051東京都江戸川区北小岩6-21-5
℡:03-3659-7703
東京の下町から中小企業経営者にランチェスター経営戦略を発信する
「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
(下町:江戸川区・葛飾区・墨田区・江東区・足立区・台東区・荒川区)
※町コンは㈱五十嵐コンサルティングオフィスの商標登録です。(登録番号第5333913号)