平成24年4月3日（火曜日）、日経新聞企業2欄「有機ELパネル参入」から
経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

来年度に量産開始
スマホ向け、サムスン追撃

東芝、日立製作所、ソニーの3社と官民ファンドの産業革新機構が
共同出資する中小型液晶パネルの新会社、ジャパンディスプレイは、
有機ELパネル市場に参入する方針を明らかにした。

2013年度にもスマートフォン向け有機ELパネルを量産を始める。
先行する韓国サムスングループを追撃する。

「パネルの高精細化や消費電力を抑えた新製品を開発し、
明確に勝てる戦略でやっていきたい」

有機ELパネルの解像度について
300ppiを目指すと語った。
サムスン製の1.3倍にあたる。

解像度を高めて差異化をはかる。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
また、オールジャパンが巨人「サムスン」に挑む。
エルピーダは巨人「サムスン」に破れ、会社更生法に。

巨人「サムスン」に勝てるのか。
有機ELパネルの世界市場の80％はサムスン。

小規模1位、部分1位を取れるところがあるのか。
新聞では、解像度や省電力化による差異化と書かれている。

サムスンのウィークポイントはどこか。
そこを突いていくしかない。
オールジャパンといえども「弱者」である。

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