平成24年3月19日（月曜日）、日経新聞企業欄に「ペットボトル水オルガノが参入」から
経営戦略を学ぶby「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

水処理大手のオルガノは2012年度からペットボトル入り飲料水事業に乗り出す。
半導体工場で使う純度の高い水を作る技術を生かし、
消費者向けにほぼ100％の純水を売り出す。

食品本来の味が引き出せる水として
飲食店や家庭の需要を開拓する。

初年度1億円以上の売上高を目指す。
食品卸を通じて飲食店に販売するほか、
個人向けに自社サイトを開設する計画。
容量は500ミリリットル。

価格は一般のペットボトル水に比べて割高になる見込み。
純水の機能を打ち出すことで競争の激しい飲料水市場でもすみ分けられるとみている。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
商品3分に売り7分。
いい商品でも強力な販路を持っていないとエンドユーザーまで商品がたどり着かない。

ミネラルウォーターの市場占有率は
1位サントリー24.5%、2位コカ･コーラー16.4%、3位キリンビバレッジ16.2%。

新聞では量販店に卸すことは書かれていない。ここが一番競争が激しい。
狙う業界は飲食店。プロ向けかな？
もう一つは客層を個人の消費者。直販で行うと書かれている。
ホームページを見たが、まだ未整備の状態。

オルガノのイメージは、男性社会（水処理）。
ミネラルウォーターは女性社会（食品）。
ここをどう対応するのか、期待したい。

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