平成24年3月8日(木曜日)、日経新聞スポーツ欄「チェンジアップ(豊田泰光)」より
「技術半分、生活半分で」から経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉
サンケイ時代の対照的な外国人の話。
1人は、日本7年いて、4度球宴に出場したデビッド・ロバーツ選手。
あんなにまじまな人は日本人を含めて珍しかった。
酒も煙草もやらず、
羽目もはずすやつには「そんなことで野球ができるか」と説教していた。
鯨飲馬食をするわけでもなくいい物を少しずつ食べる。
あれなら実力が発揮できて当然。
もう1人のルイス・ジャクソンは才能だけならロバーツ以上。
当れば飛ぶし、盗塁もできた。
ところがギャンブルから女性まで、遊びのオールラウンダー。
才能を十分に発揮する前に体をこわし、4年目の途中、日本で亡くなった。
悪い道に引っ張り込んだ連中は
「みんなで遊んでいるうちは寝首をかかれてレギュラーを取られる心配もない」
といった手合いの仲良し集団だった。弱いチームならではの現象。
成功の要素は技術半分、生活半分。
プロとして圧倒的な技術が必要なのはもちろん、
それだけではまだ半分。
ユニホームを脱いでいる間の「残り半分」が技術くらい大事になる。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
競争社会には強者と弱者がいる。
弱者はまず調子に乗らない。
遊人(ゆうじん:遊び仲間)をつくらない。
弱者は時間の活用と生活態度で強者に対抗していくしかない。
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