事務機屋さんの新人社員が挨拶に来られました。
ちょっと前に
専務からうちの若い者が小岩周辺に行っていますので、
名刺交換してやってくださいと電話がありました。
ほんの数分、若者(新人社員)と立ち話をしました。
彼は、昨年3月に大学を卒業して、4月に入社(23歳)。
出身は東北で東京近郊に1人暮らし。
朝、会社には8時20前後に出社。会社は9時始業。
通勤時間は約1時間。
通勤中の電車の中は座れない。
町コン「新聞はとっているの?」
新人「いや、とっていません」
町コン「ネットで情報を収集しているんだね」
新人「そうです」
町コン「もったいないね。新聞はなんで読むか。明日(先)を読むため。
新聞を読んでいる人と読まない人では30歳になったこところには雲泥の差がついてしまう。
ネットは関心のある情報しか見ない。
新聞は一面、二面を開いて読むから情報が目に入り込む。
推理、洞察して読む。
特に『日経』は必要(今はわからなくても読み続けること)。」
町コン「30分早く起きて、30分早く会社に行くとどうなる。電車は空いているかい」
新人「空いていると思います」
町コン「そうなると新聞や本を読むことができるね。
また、8時ぐらいに会社に着くから始業まで時間ができる。
自分に投資できる時間がつくれる」
新人「ハイ」
町コン「あなたが5年先どうなりたいのか。どんな30歳になりたいのか。
今、あなたの自分に対する投資で決まる。(ほんの少しのお金と時間。そして継続)」
町コン「通勤時の電車の中で、ゲームをやっている人、携帯をいじっている人がいる。
それはほっとけばいい。通勤時間の1時間、往復2時間をどう使うかで将来が決まる」
新人は、目が輝き始めました。「また話を聞きにきます」と帰っていきました。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
人は日々の業務に没頭し、ちょっとした先を見ることがなかなかできません。
特に新人はわかりません。当然です。
また会社できちんと将来像を見据えることを教えている所は少ない。
今の若者も将来をイメージできたら、努力をします。
若者が成長する環境を作っていきたいです。