平成23年9月8日(木)付、日経新聞の「企業2」欄に
「ベトナム国営造船 日本企業に支援要請へ」「技術移転で再建目指す」という記事。
深刻な経営危機に陥っているベトナムの国営造船最大手ビナシンが日本企業に再建支援を要請することが明らかになった。
造船所などの売却で債務を返済するほか、生産技術の移転により受注競争力の強化を狙う。日本貿易振興機構(JETORO)に仲介を依頼する。
ビナシンは中型貨物船などの建造で業績を伸ばし、アジアで有数の造船会社に成長。しかし工場増設や不動産事業への進出など急速な業容拡大で借り入れが増加。生産能力を超える受注残を抱えたところで世界的な経済危機が起き、発注取り消しが相次いで資金繰りが悪化。昨年事実上の経営破綻に追い込まれた。負債総額は40数億ドルと推計される。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
いわゆる債務整理。グッドカンパニーとバッドカンパニーを分ける。
グッドカンパニーは存続し、バッドカンパニーは処分。
同社は債務超過と思われるので、残った債務を金融機関や国が債権放棄する形になるのでしょう。
グッドカンパニーへ日本企業の支援を仰ぐことになる。
日本企業としてはチャンス。
あとは親方日の丸の意識を民間企業の意識に変えることになる。
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