平成23年8月26日(金)付、日経新聞のトップは
「割安携帯参入相次ぐ」「利用料、大手の7~8割」
「家電量販店やベンチャー年内100社超」という記事。
NTTドコモなどから回線を借り、大手より2~3割程度安い利用料金を売り物にする
割安携帯電話が急増している。年内に100社を超える。
米欧では割安携帯電話利用が全体の10%を超える国もあるが日本は3%にとどまる。
ベンチャー企業や家電量販店など異業種から参入が増えれば、
割高な日本の携帯電話料金の引き下げにつながる。
契約者は3月末で359万件と全契約者の3%にとどまる。
今後数年は年10~20社のペースで増える見通しで、
12~13年には割安携帯電話の加入者が全体の10%近い1000万件を超えるとの予測もある。
新規参入はITベンチャーや小売り大手が目立つ。
●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
ライフサイクル曲線というものがあります。
①導入期 ②成長期 ③成熟期 ④飽和期 ⑤衰退期 ⑥消滅期
割安携帯電話は①導入期から成長期に入るところ。
このころが一番新規参入が多い時期。
市場が拡大するとき。
成長期から成熟期に入ると
経営戦略がまずいところや財務内容が悪いところは淘汰されていきます。
このころから合併等がはじまります。
成熟期から飽和期に入ると倒産が増え、上位企業へ集中し寡占化がはじまります。
割安携帯電話会社があと10年で何社残るでしょうか。
3~4社になるのでしょうか・・・。
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