4月18日、日経ビジネス「MBAでは学べない永守式リアル経営学」よりその２。

永守3大経営手法の2つ目は家計簿経営。

 

「収入に見合った生活をするという、

家庭の主婦がやっているのと同じです。

 

不景気が来て

旦那の給料が減ったら、

晩酌でビールを2本飲んでいたのを

1本にしてもらって、支出を減らす。

 

でも子供の教育とか、

家を持つといった将来の備えや資産形成は

苦しくとも頑張る。

 

経費を収入の範囲内に収めつつ、

投資にも目を配る。

 

これが家計簿経営」。

 

 

二宮金次郎の話では

「入るをはかって、出ずるを制す」。

 

「入るお金が先で、

それにしたがって生活をたてることです。

 

今はそれをみんなあべこべにやっておられるようです。

先に生活を立ててしまって、

その支払いを入ってくるお金でなさろうとするから、

足りないのは当たり前でございますよ。

 

昔の格式や習慣とかにしたがって、

先に生活をしてしまわれ、

その支払いを後でなさろうとするから足りないのは当たり前です。

 

格式やしきたりにしたがうのではありません。

収入に従うのです。

 

勇気を持ってあらためなければなりません。

収入にしたがった生活をする。

 

つまり

『分に応じた』生活であります」

（「二宮金次郎」童話屋より）

 

当たり前のようですが、

この当たり前ができないのが普通の会社、普通の人。

 

常に危機感を持っていることが大事です。

 

 

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