3月21日、日経「ニュース一言」はカルビーの松本会長。
「第3の朝食としてシリアルの一種のグラノーラが注目されている。
朝食市場は約5兆円規模という試算がある。
朝食市場の1%でも取ることができれば成功だ。
朝食でご飯とパンの壁は厚いが、
ごく一部でも変えたい。
2019年度までに巨大な朝食市場の1%にあたる500億円の売上高を目指す」
カルビーの決算資料によると
2015年3月期 シリアル売上高16,346百万円(国内シリアル市場32.7%)
2015年4月~12月(9ヶ月)シリアル売上高18,268百万円(国内シリアル市場34.1%)
今後も設備を増強しており、2019年までに朝食市場の1%は達成するかもしれない。
※ポテトチップ市場シェア73.1% スナック市場シェア53.1% ともに1位
ランチェスター「戦略名人」DVDテキストに
「1位がある会社の社長は、1位作りを目標にして経営を進めてきた。
どの商品で1位を目指すか。
どこの地域で1位を目指すか。
その業界と客層で1位を作るか、
目標を持って、3年、5年、10年と経営を進めてきた。
これに対して
1位が一つもない会社の社長は、
目先の売上高、
目先の利益を求めてなんとなく走っていた。
それが原因で3年経っても5年経っても10年経っても
1位ができないので、
結果として1人当たりの経常利益が少なくなっていた」
カルビーは常に1位を目指していた。
カルビーだからできたのではない。
小規模企業でも1位を目指すことはできる。
業績を良くするには1位作りを目標にする。
気楽に真面目に経営について語り合う「場」づくり。
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