3月2日、日経新聞「旬の人時の人」は樹原涼子さん。「バイエルを超えたピアノ教本出版」。
シリーズで発行部数180万部を超えるピアノ教本「ピアノランド」が3月に出版25周年を迎える。
出版のきっかけは、バイエルで教えても、「子どもたちは楽しんで学んでいないのではないか」。
だが、時代に即した新しい教本はなかなか見当たらない。
「自分が欲しい本を自分で作ってしまおう」。完成したのが「ピアノランド」。
2月27日、朝日新聞「けいざい新話」はユーザーベース代表取締役梅田優祐さん。
UBS証券にいた梅田氏は、職場の情報インフラが貧弱だと感じていた。
専用端末で財務データや業界情報をチェックするが、使い勝手が悪い。
同じ悩みを抱える人は多いはず。
そう思って2008年、ユーザーベースを設立。
25人のアナリストを擁し、世界中の主要企業のデータをカバーする。
いまや金融機関など600社を顧客に抱える。
ユーザーベースの期間限定無料ユーザーになってみた。
確かに特定企業や業界を調べて、M&Aを仕掛けたりするには、非常に便利。使いやすい。
ドラッカーの「創造する経営者」のなかに
「イノベーションとは、既存の知識、製品、顧客のニーズ、市場などすでに存在するものを、
はるかに生産的な新しい一つの全体にまとめるために、
小さな欠落した部分を発見し、その提供に成功することである」。
樹原さんも梅田さんも
小さな欠落した部品を発見し、その提供に成功した。
私も4月に新たなサイトを立ち上げる途上にある。
これも実は、昨年10月に「小さな欠落した部品」を発見した。
その後、11月から5ヶ月を要して4月にデビュー(提供)する。
さあ、吉と出るか。ワクワクドキドキ。