社長の実行力を高め、難局を乗り切る!!
1. 実行力を公式化すると
社長が実行力を高めるにはまず初めに、
実行力はどのような条件で決まるか、
これを「公式」で表わす必要があります。
大事なものは公式で表わすと、
全体像がつかみやすくなるばかりか、
応用するときに個人差が少なくなるのでとても都合が良くなります。
その実行力は「社長の仕事の質×時間2」で表わされます。
2つの要因のウェイト付をすると、
仕事の質が33%で仕事に投入する時間は67%になります。
以上のことから社長の実行力を高めるには、
まず社長が担当する仕事の質を高め、
次に仕事時間を多くすれば良いことが解かります。
2. 仕事の質の高め方
社長が仕事の質を高めるにはその前に、
社長が「責任を持って担当すべき仕事の内容」を
はっきりさせておく必要があります。
もし社長が責任を持って担当すべき仕事の
内容の押さえ方が間違っていたら、
それをいくら時間をかけて研究しても
意味がないものになってしまいます。
社長が責任を持って担当すべき仕事の内容は、
経営規模の大中小で変わりますが、
従業員50人以下の会社では18項目にもなります。
しかも18項目は「カケ算」になるので、
どれかの項目が極端に低いとそこが会社の弱点になってしまうのです。
3. 仕事時間の増やし方
社長の実行力を決める2つ目は、
仕事時間量を大きくすることになります。
しかし仕事時間をむやみに多くしても長続きしません。
長続きさせるには、次の手順が必要になります。
まず基準となる時間をはっきりさせます。
次は基準時間とランチェスター法則を使い、
必勝の仕事時間と圧勝の仕事時間を計算します。
こうすると仕事時間に目標がはっきりするので、長続きします。
従業員100人迄は
業績の96%以上が社長1人の経営実力で決まる中、
これまで経験したことがない厳しい難局を乗り切るには、
社長自身の実行力を高めることが急務です。
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